外壁塗装の相場 40坪だと費用はいくら?失敗しないための3つのポイント

このサイトではリフォーム工事の現場監督が体験したエピソードを含め、外壁塗装で失敗しないための3つのポイントと外壁塗装の相場、費用、分かりにくい見積もりの見かたなど外壁塗装のアレコレについてまとめています。

外壁塗装の相場 40坪だと費用はいくら?失敗しないための3つのポイント

はじめての外壁塗装 何からすればいいの?

「外壁塗装をしたいけど、何からすればいいの...?」

「外壁塗装をしたいけど、誰に聞けばいいの...?」

 

外壁塗装を過去に依頼したことがある人なら、どんな感じか分かるのでしょうが、
一度も外壁塗装を依頼したことがない人は、何からすればいいのか、

どうすればいいのか、誰に聞けばいいのかすら分からないと思います。

 

人生においても外壁塗装は何回も依頼することはなく、2回、多くて3回くらいで、
しかも40坪のお宅の外壁塗装の相場は81~121万円と言われていて、
決して安い金額ではありません。

 

外壁塗装がはじめての人、高齢者にとって高額な外壁塗装工事は、
悪徳業者に狙われやすく、ボッタくられる可能性が高くなってしまいます。。。

マイナスなお話をしてしまいましたが、
現実に起こっていることなのでご理解ください。


この記事では、

・なぜ外壁塗装が必要なのか?

・外壁塗装に求めるものは何か?

 

について理解していただき、何となく外壁塗装をするのではなく、
完成後の明確なイメージを持って外壁塗装に向き合っていただき、

外壁塗装で悪徳業者に引っかかり、大切なお金が無駄にならないように
しっかりとした心構えを持っていただくためのお話をしています。

 

なぜ外壁塗装が必要なの?

建物の外壁はモルタル壁もしくはサイディング壁が使われていて、
雨、風から建物を守ってくれていたり、外観をキレイに見せてくれる役割があります。

 ※モルタル壁:砂とセメントと水を混ぜたモルタルを塗り、塗装で仕上げた壁
 ※サイディング壁:セメント質と繊維質を主な原料とした外装材を使用した壁

 

これらの壁材は経年による雨、紫外線で劣化していき、壁面にシミ、色あせ、

カビなどが発生したり、乾燥によるひび割れによる雨漏りで

柱材や下地材の腐食につながる可能性があります。

 

新築だと10年~15年で外壁塗装が必要と言われていますが、
外壁の劣化はある日突然始まるのではないので、

築7、8年を迎えた頃から外壁の状態を意識する必要があります。

 

チェックする際は、紫外線がよく当たる南面の外壁、
西面、北面、東面と順番に見るようにてください。


紫外線がよく当たる南面の外壁が劣化していく順序は、

①外壁の艶がなくなる

②外壁の色が変色してくる

③外壁の表面を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)

④カビ、苔、藻などが発生する

⑤外壁にひび割れが発生する

⑥外壁の表面の塗膜がはがれる

 

外壁の表面を触ると白い粉がつく状態は、
外壁の塗膜が劣化しているというサインで、外壁塗装を検討する必要があります。.

 

カビ、苔、藻などが発生する状態になると、防水がきれているというサインで、
雨漏りが柱材、下地材の腐食つながりかねないので、
遅くとも外壁にひび割れが発生した段階では外壁塗装をする必要があります。

 

③の状態で外壁塗装の検討を始め、
遅くとも⑤の段階では外壁塗装を行うようにしてください。


外壁塗装をすると、

・くすんだ色の外壁がキレイになり、建物の印象が変わる
・外壁塗装で傷んだ外壁の防水性がアップし、結果的に家が長持ちする


外壁塗装をすることで、あなたとあなたの家族の思い出が詰まった家に、
いつまでも安心して暮らし続けられるのは幸せなことですよね^ ^


外壁塗装に求めるものは何か?


毎日の料理、もう何年も作っているから調味料も何となく入れていても
味付けはいつもの感じでできあがるけど、

その料理が今までに作ったことがないものだとしたら、
クックパッドを見たりして美味しくできるあがるように調理しませんか?

 

外壁塗装も同じで、「外壁塗装ははじめてなのでよく分からない…」という状態で、
業者に言われるがままに工事をしてしまうと、
「外壁がキレイになったなぁ・・」で終わってしまいます。。。

 

外壁塗装をする理由はというと、外壁がキレイになるのはもちろんのこと、
傷んだ外壁を塗装で保護し、防水性をアップさせることで、
メンテナンスの費用を抑えて、結果的に家を長持ちさせることなんです。


高額な費用がかかる外壁塗装を検討するときは、
「とりあえず外壁がキレイになればいいので、費用は安くしたい」のか、

「後々のメンテナンスも考え、費用をかけて品質が高い工事」をしたいのかを
あらかじめ明確にしておく必要があります。


これらの部分が明確になっていないと業者の言いなりに工事をすすめ、
結果として満足がいく外壁塗装ができたのかという疑問が残ってしまいます。

 

ですので、外壁塗装を検討するときは、今回の工事で"どこまで求めるのか"を
明確にしてから話しを進めるようにしてください。

 

そうすることであなたにとって初めての外壁塗装が
満足のいく工事結果につながります。


ここまで外壁塗装の必要性と求めるものについてお話をしました。

 

最後にこの記事の内容をまとめると、

・築7、8年を迎えた頃から外壁の状態を意識する
・外壁の劣化状況を見て、外壁塗装が必要かどうかを検討する
・外壁塗装が必要な場合は、どこまで工事をするのかを明確にする

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が外壁塗装を検討するときに少しでも参考になれば幸いです。