外壁塗装の相場 40坪だと費用はいくら?失敗しないための3つのポイント

このサイトではリフォーム工事の現場監督が体験したエピソードを含め、外壁塗装で失敗しないための3つのポイントと外壁塗装の相場、費用、分かりにくい見積もりの見かたなど外壁塗装のアレコレについてまとめています。

外壁塗装の相場 40坪だと費用はいくら?失敗しないための3つのポイント

手抜き工事は嫌だ!手抜きを見逃さないための大切なポイント

絶対に失敗したくない外壁塗装で経験したくないが手抜き工事。

とはいえ、外壁塗装に対する知識の少なさ、業者任せの姿勢だと、
悪徳業者の手抜き工事の標的になってしまい、
さらには払う必要のないお金まで払わされることにもなってしまいます。

手抜き工事の被害に遭わないように、手抜きをするであろうポイントを知り、
手抜きを見逃さないようにすることが大切です。

この記事では、手抜きを見逃さないための大切なポイントについてお話しています。

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外壁・屋根の塗り替え工事の流れ

はじめての外壁塗装を検討されている方、過去に経験のある方でも、
作業の手順やその意味を理解しているという方は意外に多くいらっしゃいません。

各段階で行われる作業の一つ一つに意味があり、
どの作業も大切で省略することはできません。

この記事では、外壁・屋根塗装の工事の流れについてお話していますので、
その作業の手順、意味を理解していただき、

手抜き作業を見逃さないようにしてください。

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見積もりの見方とチェックすべきポイント

40坪のお宅の外壁塗装の相場は、81万円から121万円になりますが、あなたが考えている外壁塗装の予算に近いですか?
それともかけ離れていますか?

 

 相場金額は81万円~121万円と言いましたが、使う塗料の種類、塗装面積、塗る回数によりこの金額は、大幅に増減することがあるので、あくまで目安と考えてください。

もし、あなたが外壁塗装の見積もりを見ながら、「どうしようかな・・・」考えているのなら、上記の工事内訳別の金額割合グラフを参考にしてみてください。

おおよそにはなりますが、上記のグラフは工事内訳別にそれぞれの金額割合を

表していて、これらの項目のうち、どれかが異常に高かったり、

逆にどれかが異常に安い場合は、費用を水増ししているもしくは手抜き工事を

想定した見積もりになっている可能性もあるので、費用が適正なのかどうかを

判断する基準にしてみてください。

この記事では、見積もりの見方とチェックすべきポイントについてお話していて、
ここからさらに詳しくお話していきますね。

【外壁塗装の見積もりの見方】

良心的な業者の見積もりは、工事の工程ごとに内訳、数量、単価などが

明確に記載されていますが、そうではない業者の見積もりは、

内訳の明細がなく、足場工事一式、外壁塗装工事一式のように、
ざっくりまとめた内容になっているので、見積もりをみる際は

まずこの点に注意してください。

ざっくりまとめた見積もりを避けるという意味において、現地調査で訪問したときに、
工事別内訳ごとに見積もりをしてほしいと担当者さんにお願いしてください。

お願いする項目は、

・塗料代(下塗り、中塗り、上塗り)
   ※使用してほしい塗料のランクを伝える
・養生資材代(マスキング、シート養生など)
・足場代
・職人さんの手間代(人件費)
・諸経費(残材処分、高圧洗浄、現場管理費など)

最初に40坪のお宅だと外壁塗装の相場金額は

90万円から120万円になるとお話しましたが、
この金額を上記の項目ごとにグラフの内訳割合で計算すると、

→塗料、養生資材代:16.2~24.2万円
→足場代     :16.2~24.2万円
→職人さんの手間代:24.3~36.3万円
→諸経費     :24.3~36.3万円

になります。

これらの金額を提示された見積もりの各項目に照らしあわせると

適正かどうかの判断がしやすくなり、
また複数の業者に見積もりを依頼したときの比較にも役立ちます。


【外壁塗装の見積もりのチェックすべきポイント】

★塗装する箇所、塗装する回数が見積もりに記載されているか

まず塗装する箇所についてですが、外壁および屋根は当然ですが、
それ以外に軒や樋、破風板、水切り、雨戸や戸袋、庇、バルコニーの床、

門や塀などの付帯部分について記載がない場合は、

後々で”追加工事”という扱いで請求されたりしてトラブルになりかねません。

ですので、見積もりには塗装する箇所全てを記載してもらう
もしくは、塗装しない箇所を記載してもらうというようにして、
あなたと業者の間で塗装する箇所についての認識が食い違わないようにしてください。


次に塗る回数についてですが、塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが

基本ですが、中には下塗り、上塗りの2回で仕上げる業者もいます。

3回塗ではなく2回塗で仕上げた場合、塗料メーカーが推奨する塗膜厚が

確保できていないので、早い段階で塗膜が剥がれるということも起こりえます。

こういったことを避けるためにも塗装する回数は必ず聞くようにすると同時に、
塗料が下塗り用、中塗り用、上塗り用と明確に記載されていかは

チェックするようにしてください。



★高圧洗浄という項目が記載されているか

高圧洗浄は塗装する場所に付着しているホコリ、汚れ、カビ、コケ、

劣化した塗料の粉などを洗い流すことで、

この高圧洗浄は塗装工事をするなかでとても重要な下処理作業です。

高圧洗浄をせずに塗装をすると、早期に塗装の剥がれやふくれが発生し、
その部分から雨漏りや塗膜の早期劣化により塗装の寿命を

縮めてしまう恐れもあります。

このような不具合を防ぐためにも見積もりに高圧洗浄の項目があるかどうかは
必ずチェックするようにしてください。

★保証について記載されているか

見積もりに保証または保証書の発行についての記載および説明があればいいのですが、
口約束やあいまいな保証内容だと万が一不具合がでた場合に

ちゃんと保証されない場合があります。

塗装後の保証内容については各業者が加入している団体によって異なるので、
見積もりの段階で業者にしっかり確認する必要があります。

外壁塗装の保証は”自社保証”と”第三者保証”の2つがあります。

自社保証は独自保証、オリジナル保証とも呼ばれるもので、
定期的に外壁の状態をチェックしてくれ、アフターフォローもしてくれる

業者もあれば、自社保証と謳っている割に保証内容がほとんどないような保証で

勧めてくる業者もあり、その内容はバラバラなので、見積もりの段階で

保証対象をキチンと確認するようにしてください。

 もう一つの第三者保証は外壁塗装業者が加盟している団体、

組合の保証制度を利用するもので、この第三者保証は万が一外壁塗装業者が

倒産した場合でも、加盟している団体、組合から保証を受けることができるので、
塗装工事を依頼したあなたにとって安心安全な保証制度と言えます。

見積もりの段階であっても塗装後の保証については、
業者とキッチリ確認するようにしてください。

【裏話】

塗装後の剥がれなどの不具合に対して塗料の保証もあります。
メーカー設計の期待耐用年数よりもやや短めですが、

ウレタン塗料だと5~6年の保証、シリコン塗料で7~8年の保証と

塗料の種類ごとに保証の年数は変わります。


ここまで見積もりの見方とチェックすべきポイントについてお話してきました。

 最後にまとめると、

・見積もりは塗料代、養生・シート代、足場代、職人さんの手間代、

 諸経費に分けてほしいいと依頼する
・塗装する箇所、塗装する回数が記載されているかをチェックする
・高圧洗浄という項目が記載されているかをチェックする
・保証または保証書の発行について記載されているかをチェックする


外壁塗装の見積もりを見るときは、この記事でお話している見方と
チェックすべきポイントに注意しながら比較検討して、
外壁塗装の業者を選ぶようにしてください。

外壁塗装を相談する業者はどこがいいの?

ながびく日本の景気低迷は、消費者の節約志向につながり、
リフォームなどで住まいを長持ちさせようとする人が増えてきていて、
リフォーム業界の売り上げは増え続けています。

しかし、残念なことに、高額な費用を支払わさせられた、
手抜き工事をされたなど、悪質リフーム被害も増え続けていて、

それらの悪質リフォーム被害のうち、
77%が訪問販売という事実をあなたはご存知ですか。

この事実からも訪問販売の業者には相談しない!ということを前提に
外壁塗装を相談する業者についてお話します。

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現地調査で業者選びに役立つ3つのポイント

外壁塗装の見積もりに欠かせない現地調査。

あなたのお宅を訪問して、外壁の劣化状況、建物の周辺状況、
外壁塗装をする面積の計測などを行って見積もりを作成する情報を集めたり、
あなたの具体的な要望を確認したりする大切な現地調査。

現地調査はあなたと業者がはじめて顔を合わせることになり、
この現地調査が業者を選ぶ際に役立つ情報が得られるタイミングでもあるのです。

この記事では、現地調査で業者選びに役立つポイントを3つに絞って、
お話しています。

気になる3つのポイントは・・・

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